🩺 指導日記|私立大学医学部・推薦合格(不安を自信に変えた受験)
この生徒さんとのご縁は、少し珍しいところから始まりました。親御さんが動物愛護団体の関係でつながりのあった方で、そのご縁から医学部受験のカウンセリングをお引き受けすることになったのです。
親御さんは開業医。生徒さんは自然と医学部を目指すようになったものの、なかなか自信が持てず、不安な日々を過ごしていました。
初めてお会いした日のことは、今もよく覚えています。緊張されていた親御さんが、話をするうちにふっと安心されたのか、涙を流されたのです。医学部受験は、生徒さん本人だけでなく、ご家族も長く重い不安を抱えて戦っています。その涙を見て、この親子を絶対に一人で戦わせてはいけない、と改めて思いました。
私が最初にしたのは、勉強を教えることではなく、不安を取り除くことでした。気持ちに寄り添い、今の位置と合格までの道筋を一つひとつ整理してお見せする。「この道を進めば大丈夫」と本人が心から思えたとき、受験生の力は初めて発揮されます。
そこからの生徒さんは立派でした。指導方針を信じて、一つひとつ着実に努力を重ねていく。その積み重ねが実を結び、第一志望の私立大学医学部に推薦合格を果たされました。
「先生の教えを胸に、医師としての道をまっすぐに歩んでいきます」——開業医の親御さんの背中を追いかけてきた生徒さんが、今度は自分の足で医師への道を歩き始めます。不安から始まった受験が、自信と共に終わる。これ以上の結果はありません。一人で戦わせません、その言葉どおりの指導ができた受験でした。








